"攻めのPCR検査"で「感染者増える可能性」知事キャバクラのクラスター把握へ…従業員&客相談呼びかけ
北海道の鈴木直道知事は7月17日の会見で、新型コロナウイルスの感染者が札幌市ススキノ地区のキャバクラで確認されたことについて、PCR検査を今後ススキノ地区で集中的に行うことで、感染者が増える可能性があるとの考えを示しました。
札幌市のススキノでは、「キャバクラ」で12人のクラスターが確認されていて、現在札幌市や北海道が利用者や従業員からの相談を受け付けています。
札幌市と北海道は合同で対策チームを立ち上げ、今後PCR検査センターを設置する予定です。
鈴木知事は、「接待を伴う飲食店の中で、身体的接触を伴う感染リスクが高い場所での感染。まずは利用者や従業員の検査を進め全体把握が必要。"攻めのPCR検査"を行うことで、感染者が増える可能性がある」との見方を示しました。
その上で、事業者には感染対策の「新北海道スタイル」の実践や業界団体のガイドラインに沿った対応を求め、利用者には「感染対策を実践している店」の利用を呼びかけました。
北海道と札幌市は全容を把握し対策を進めるため、「キャバクラ」などで働いている従業員と、7月1日以降利用した客からの相談を寄せてほしいとしています。
相談先は以下の通りです。
≪接待を伴う飲食店のスタッフや7月1日以降利用した人≫
【札幌市民】
・症状がある人:「#7119」救急安心センターさっぽろ(帰国者・接触者相談センター)
・症状がない人:011-632-4567(一般相談窓口)
【札幌以外の北海道民】
・最寄りの保健所
UHB:北海道文化放送
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